Model 05 異動しても活きた、
相手の立場を想像する力。

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高橋 莉緒
UI/UXディレクター
2016年新卒入社

5strengths

  • 推進力
  • 想像力
  • 傾聴力
  • 利他性
  • 成長意欲

ユーザー側も開発側も、
どちらも知りたかったから。

私は現在、UI/UXディレクターとしてWEBサイトやアプリなど、ユーザーが実際に目にする画面、いわゆるフロントエンド側を担当しています。例えば、キャンペーンサイトを制作するのであれば、ユーザーが使う状況や背景を想像して、サイトの動線や画面数、各ページの役割・構成や仕様を、スケジュールや予算も加味しながら検討していきます。今の職種には希望を出して異動したのですが、以前は開発ディレクターとして働いていました。バックエンド側で、WEBサイトやアプリを開発する仕事。ユーザーからは見えない、裏側の仕組みを実装する役割です。外部のパートナー企業にプログラムを組んでいただくために、必要な要件整理や社内外との調整を行っていました。

相手の立場を想像する。
磨ける部分は、山ほどある。

開発ディレクター時代の仕事で特に印象に残っているのは、PontaのWEBサイト内に、プライバシーポリシーに関するページを新規で作成するというプロジェクト。当社が会員の皆さまの個人情報を適切に取り扱っていることを、お知らせするための対応でした。プロジェクトマネジメントの大半を占めるのは、社内外とのコミュニケーション。経験も知識も乏しかった自分にできるのは、とにかく相手の立場に立って考えることでした。掲載内容についてクライアントと調整する営業部隊、ユーザーからの問い合わせに対応するカスタマーサービス、開発を担当する外部のパートナー企業…。特に意識したのは、相手が一番必要としている情報から伝えること。求める情報は、その人の置かれている状況によって異なります。伝え方を少し工夫するだけで、話がスムーズに進んだり、相手の意見を引き出して議論ができたりする。たった一つのコミュニケーションでも、相手の立場を想像することで、磨ける部分は山ほどあると実感しました。

ディレクターとして、
すべての人に快適な環境を
届けられたら。

相手の立場になって、いかに仲間の負担を軽減し、スムーズに仕事ができるような環境を整えられるか。その意識は、UI/UXディレクターとなった今も変わりません。ユーザー視点のUI/UXディレクター、裏側の仕組みを構築する開発ディレクター。専門とする分野は異なりますが、いずれも案件全体を見渡して進行していく必要があることに変わりはありません。また、開発の経験があるからこそ、実装の難易度を加味しながらUI/UXデザインを検討することもできる。様々な領域に携わらせてもらった経験を活かして、プロジェクトに関わる全員が、気持ちよく働けるような場を作っていけたらと思います。

※本記事は2023年9月時点の情報です。また、登場する社員は仮名表記です。