Model 08 確かなデータで導く、
精緻なターゲティング。

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陳 夢瑶
プロモーション企画
(金融サービス)
2021年中途入社

5strengths

  • 想像力
  • 洞察力
  • 発想力
  • 成長意欲
  • 仮説思考

届くプロモーションには、
きっと根拠がある。

以前に勤務していたのは、キャッシュレス決済サービスを運営するFintech企業。私自身が中国出身なこともあり、中国人向けの商品企画やプロモーションを担当していました。その中で難しさを感じたのが、根拠となる情報の乏しさ。例えば、「中国の大型休みにあわせて観光客が増えるから、この時期にプロモーションを打つ」という経験や定説と、決済データに基づいた仮説を立てることはできても、それだけを頼りに細かな販促戦略を立てるのは厳しいのが現実でした。限界を感じていたときに出会ったのが、当社でした。惹かれた理由は、Pontaの圧倒的な会員数。データの量が多いからこそ、ターゲットに合わせて、より正確なアプローチができると期待して入社を決めました。

最大限の効果を生み出すために、
誰に届けるのか。

今は、前職での経験を活かして金融機関を対象としたプロモーション企画を担当しています。例えば、口座開設を促進するためにPontaのアセットを活用したキャンペーンを企画したり、新しいサービスをリリースするタイミングではメディアを活用した大々的な告知をしたり。セールスをはじめとした同じ部署のメンバーはもちろん、他部署とも連携しながら企画を進めています。特に密接にやり取りしているのが、アナリスト。限られた予算の中で、最大限の効果を生みだすためには、アプローチするターゲットに優先順位をつけなければなりません。データをもとに仮説を立てて、ターゲティングの条件を設定し、お客様に提案する。そのために、アナリストの力を借りながら、必要なデータを探し回っています。

データが、
仮説の精度を引き上げていく。

例えば、資産運用を目的とした、証券口座の新規開設を促す場合。ターゲットの性格として、「新しいものが好きで自分から積極的に動く人」であれば、一見、高い効果が得られるように思えます。でも、実際にデータを紐解いていくと、そのタイプはすでに資産運用を始めている可能性が高く、アプローチしても反応が悪いだろうと仮説を立てられる。一方で、「投資に興味はあるけれど、いまひとつ勇気が出ない人」であれば、ポイントのインセンティブという旨みを作ってあげることで、躊躇していた一歩を踏み出してもらえるかもしれません。この場合であれば、後者に絞ってアプローチをかけていきます。そのときどきで適切なターゲットを見極めて、WEBサイトやDMにおける文言やデザインを調整し、プロモーション効果の最大化を目指します。データ分析をベースとしたターゲティングや企画には、まだ不慣れな部分もあります。でも、これがまさに私のやりたかったこと。これからは、ターゲティングを活かしたさらに新しいプロモーションを考えて、クライアントと一緒に成功事例を積み重ねていきたいですね。

※本記事は2023年9月時点の情報です。また、登場する社員は仮名表記です。