荒谷 マーケティングリサーチの市場は、ある程度成熟していると思っています。すでに競合が複数いるなかで、単なるWEBアンケートでは差別化が図れない。そこで活きてくるのが、行動データを持っている我々の強みです。
大久保 競合の中には、当社と同規模のリサーチ会員数を抱える企業もあります。けれどもそれは、あくまでアンケートに回答してくれる方々の数。当社の場合、リサーチ会員の方々は、同時にPontaの会員でもあります。つまり、アンケート回答結果だけではなく、日ごろの行動データと掛け合わせた、分析や施策の立案ができるんです。
荒谷 今まさに森さんが取り組んでいる、機械学習を活用したさらなる進化にもつながる部分ですね。例えば、アンケートで「また購入したい」と回答した方が1000人見つかった場合、機械学習でその人と似た属性のターゲットを割り出して広告配信ができる。リサーチがきっかけとなって、より確度の高いプロモーションへとつなげていくことができるんです。
森 試行錯誤しながら、より良い形を模索しています。ゆくゆくはPontaデータと生成系AIをつなげたサービスを検討していきたいと思っています。
荒谷 リサーチと、アナリティクスとプロモーションをつなげていく。ロイヤリティマーケティングならではの価値を、さらに追求していきたい。「Customer X」はその起点になると思っています。
※本記事は2023年9月時点の情報です。また、登場する社員は仮名表記です。