VOL.2

コミュニケーションアプリとの連携プロジェクト

INTRODUCTION

2018年春、日常的に使われている大手コミュニケーションアプリを展開する取引先とロイヤリティ マーケティングとの間で両社のユーザー利便性を高める共同プロジェクトが立ち上がった。
ロイヤリティ マーケティングの目的は、Pontaのオンライン会員を拡大させること。そのためには、オンライン上の施策を通じてリーチするユーザー層を増やす必要があった。一方、取引先は、Pontaユーザーを自社プラットフォームに呼び込み、コミュニケーションアプリの枠を超えたサービスを展開することを目指していた。

このプロジェクトでは、お互いの目的を実現し、相乗効果を上げるため、取引先のコミュニケーションアプリ内のお財布サービス機能にPontaの会員証を表示させる機能を開発することとなった。ロイヤリティ マーケティングはこれを通じて新たな利用者を呼び込むことに成功した。

プロジェクトに携わった企画・プランニング担当した高垣、プロジェクト全体を取り仕切った坂東、集客担当の栗原、開発を担った冨田は、様々な課題をどう解決し、成功へとつなげていったのか。

PROJECT MEMBER

  • 高垣 照男

    シニアマネージャー

  • 坂東 礼

    マネージャー

  • 栗原こころ

    プランナー

  • 冨田 武則

    ITスペシャリスト

※登場する社員は仮名表記です。

新機能開発に向けて、短い期間で合意形成を重ねる。

プロジェクトが動き出したのは2018年6月。
そこから、サービスの内容、システム開発はもちろん、どれだけ投資ができるのかといったコスト計算も含めて社内の立案がまとまったのは8月。
取引先が設定した10月のサービス開始まで、残された開発時間はわずかだった。

高垣

まずは最初のステップとして、「コミュニケーションアプリのお財布機能内にPontaの会員証を表示する機能を設けることで、集客を促そう」という両社の狙いが合致する案にスコープを定めました。そこで坂東が、プロジェクトチームを取り仕切る立場として加わることになりました。

坂東

役割としては、高垣がビジネス面での企画を考える立場。私はプロダクトのプランニングや開発、取引先との“つなぎ”役として要件を詰め、プロジェクト全体の調整や進行をコントロールする立場でした。取引先の要望も踏まえて、社内の開発チームとも多くの検証を繰り返しましたね。

高垣

とにかく急ピッチで進めなければいけなかったので、大変でした。

坂東

アイデアが膨らんでいく中、機能性、利便性に鑑みながら、納期までにどれだけのサービスを開発し、提供できるか。プロジェクトにおいては、認識のすり合わせが重要です。皆で検討を重ね、チーム一丸となって、毎日のように話し合いました。

会員登録なしの「オンライン即時の会員証表示」を企画。
オンライン会員拡大に挑む。

2018年10月、無事に会員証を表示するサービスをリリース。
それから4カ月足らずで、当初の年間目標の新規会員獲得計画を前倒しで達成することができた。Pontaのポイントサービスを導入している提携社からも「Ponta経済圏」の拡大につながると高評価を得た。しかしプロジェクトはここで止まらない。

さらなる集客を促進するための施策が動き出した。それがPontaの会員登録をすることなくサービスを利用できる「オンライン即時の会員証表示」だ。
通常、オンラインでPonta会員証を表示させるには、会員登録が必要となる。今回はそれを簡便化し、まだPontaを利用していない方でも会員証を発行できるようにして、まずはポイントをためられる仕組みを作ったのだ。これにより、多くの人に向けて入り口を広げ、そこから必要な会員情報の入力を経て、本会員登録へと結びつけていくことを狙いとした。

「オンライン即時の会員証発行」は2019年6月に開始。この取り組みは、8月に展開されたポイントをプレゼントする集客キャンペーンとともに進んだ。

高垣

2018年10月以降、アプリ上での会員証表示をした会員数の推移を分析したところ、新規会員が増える傾向が見えました。そこでプロジェクト開始当初から構想していた「オンライン即時の会員証発行」の開発に2019年の年明けから取り掛かり、6月にリリースとなりました。

冨田

構想期間も含めると1年がかりで開発したシステムでしたので、達成感は大きかったですね。

栗原

私は2019年の5月の中途入社後早々に8月開始予定の集客キャンペーンを任されることになりました。
内容はお財布機能にPontaカードを入れてくれたユーザーに抽選で100ポイント、さらに会員登録をしてくれた方にはもれなく100ポイントをプレゼントするものです。

高垣

栗原さんはゼロベースからこのキャンペーンを実現してくれましたが、これまた苦労が多いミッションでしたね。

栗原

多くのユーザーの参加が見込まれていたので、システム面の調整も必要でした。
また、プレゼントの内容が2通りあるので「どう告知をして、どのようなページデザインならばわかりやすいのか」と、デザイン面でも工夫しなければいけない点が多かったです。

坂東

全体の進行としては、今回の取引先はユーザーの使い勝手の良さ、いわゆるユーザビリティを最も優先する会社でしたので、先方との調整にも大きな力を割きました。そこは開発担当の冨田とも調整しながら、皆と最大限のコミュニケーションをとれたことが、うまくいった要因の一つです。

冨田

開発がある程度進んだ段階であっても、先方の要望に応えるためにシステムの改善を繰り返しましたね。

坂東

冨田は企画段階から話に加わり、開発の観点からどんどん提案をしてくれたので、全体を取り仕切る立場としてはとても進めやすかったです。

冨田

このプロジェクトはオンライン上の集客を増やすという目的が明確でした。開発チームを率いる立場としては、他の案件も抱える中、急ピッチで開発するためのスケジュール立てに苦労しました。
ただ、ロイヤリティ マーケティングは、会議の場でなくとも、常に相談がしやすい職場です。話し合いながら、課題をどんどん解決していく。このスピード感は我々の特徴であり、強みだと思います。

増え続けるオンライン会員。
さらなるビジネスの可能性が見えてきた。

キャンペーンを伴った「オンライン即時の会員証発行」は好評を博し、サーバーの負荷対策が必要なほど多くのユーザーを急速に集めた。開発担当の冨田によると「システム開発も大変だったが、負荷に耐えうるサーバーの調整はもっと大変。でもやりがいがありました」という。
その過程で、メンバーが力を合わせ、一人でも多くのユーザーが会員登録に辿りつくまでの工夫、各要素におけるユーザビリティの向上といった改善を繰り返した結果、このプロジェクトは成功事例となり、オンライン上での新規会員獲得数は伸び続けている。
この成功を受けてさらなるサービスの拡大、新たなビジネスの可能性が見えてきた。

栗原

取引先が広く告知してくれたこともあり、キャンペーンは成功。
おかげさまで多くの方に会員になっていただくことができました。このサービスで会員証を表示してくれた方は数百万人規模に達しています。

高垣

会員証表示を足がかりに、我々と取引先がリーチできるユーザー数をさらに増やして、協力体制をもっと強固なものにしていきたいです。
その先には、提携社やクライアントとの共同企画、他のPonta提携社への集客といった次の展開が見えてきました。 また、このプロジェクトの公式アカウントの開設も視野に入れています。

栗原

集客面では、まだ「オンライン即時の会員証発行」でとどまる方もいますので、次のビジネスにつなげるためにも「会員登録したい」と思ってもらえるキャンペーン施策を打って、さらに会員基盤を大きくしていきたいですね。

坂東

大切なことは、キャンペーンで集まってくれた方が「どれだけPontaを楽しんでくれるか」。
そのために、ロイヤリティ マーケティングの既存のオンラインサービスとの融合も含めたプランニングに磨きを掛け、より充実したサービスを展開したいと思っています。

冨田

開発担当としては、ユーザーに向けたアイデアを実現するために、システム面の管理・調整を続けます。やはりユーザーが喜んでくれるのが一番です。


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