Model 04 ユーザーを想うことから、
プロモーションは始まる。

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小島 詩穂
プロダクトマネージャー
2017年新卒入社

5strengths

  • 推進力
  • 想像力
  • 計画性
  • 視野の広さ
  • リーダー
    シップ

今の私をかたち作ったのは、
WEBディレクターの経験です。

入社した当時の仕事は、WEBディレクター。自社開発のアプリケーションや、Pontaのキャンペーンサイトの企画制作や運用などを担当していました。納品から逆算して制作スケジュールを組み立てて、WEBサイトのページ構成を検討して、デザイナーやセールスと連携して…。いくつものプロジェクトを経験する中で学んだのは、「ユーザー視点で判断する」ことの重要性でした。プロダクトマネジメントのポジションになった今も、その意識は変わっていません。担当の『Pontaリサーチ』というサービスを、より使いやすく、より収益性の高いサービスにしていくために、受け手であるユーザー視点に立って、改修やプロモーション設計を行っています。

ユーザーがどう感じるか。
判断の基準は、その一点です。

ユーザー視点で制作を進めていると、お客様と意見が食い違うこともあります。例えば、WEBディレクターとして、大手提携社のキャンペーンサイトを担当した時のこと。初回のデザイン案を提出した段階で、「キャンペーン対象商品の写真をすべて載せたい」と先方から要望をいただいたんです。お気持ちはわかる一方で、写真を厳選しないと情報過多になり、キャンペーンサイトのわかりやすさが損なわれてしまう。加えて、一つ一つの商品がとても小さく写ってしまうので、写真から伝わる魅力が半減してしまう…。社内のデザイナーに相談して、お客様のご意見を反映したパターンも制作。元の案と見比べて、お客様も納得してくれました。ご要望を鵜呑みにするのではなく、常にユーザー視点に立って考え続ける。それが、最終的に効果につながり、お客様のためになっていくのです。

自分が生み出したものが、
人の心を、行動を変えていく。

プロダクトマネージャーという今の職種は、プロダクトの責任者としてセールスと連携を取りつつ全体を見渡し、WEBディレクターをはじめとした制作や運用、集客、開発などPontaリサーチに携わるメンバーを率いるポジション。長期的な視点で年間のプロモーション戦略を組み立て、それを成功に導くためにチームのみんなとWEBサイト制作やアプリ・メール告知をはじめとした企画を積み重ねる。全体像が見えるからこそ、WEBディレクターの頃よりも視座が高くなったことを感じています。そして今のポジションになって気がついたのは、WEBディレクターこそ、一番ユーザーに近い立場であるということ。自分が生み出したものが、直接、数多くのユーザーの目に触れ、行動を喚起するトリガーになる。入社間もない頃にその経験を積めたからこそ、プロダクトマネージャーという立場でも、ユーザーの視点に立ってコミュニケーションを設計できる。かつての感覚を忘れずに、より広い視野を持って、これからもユーザーとの関係を描いていきます。

※本記事は2023年9月時点の情報です。また、登場する社員は仮名表記です。