Model 06 データの最前線、
プロとして
アナリストに伴走する。

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芹沢 照史
データエンジニア
(クラウドエンジニア)
2020年中途入社

5strengths

  • 学習意欲
  • 傾聴力
  • 使命感
  • 専門知識
  • 利他性

データエンジニアとして、
自分がいる意義ってなんだろう。

前職のシステム会社に勤務していた頃、当社のプロジェクトに参画したことがあるんです。社員の皆さんから見たら、私は外部の人間。でも、毎日のようにランチを一緒に食べたり、社内イベントに参加させてもらったりと、そんな温かい空気に惹かれて、転職を決めました。もう一つ、入社してから魅力に感じたのは、専属エンジニアとして自社のプロジェクトに長期的に関われること。前職では様々な企業の案件に単発で参画していました。前の会社で求められていたのは、目の前のプロジェクトを滞りなく終えること。でも、受託ではなく自社のプロダクトを開発する当社の働き方は違います。会社として事業を運営していく上で、エンジニアの私に何ができるのか。どうしたらこの会社に貢献できるのかを考え続ける。仕事に向き合う意識が変わった実感があります。

ここが、データ活用の最前線。

データエンジニアの役割は、分析よりも前の段階で、活用しやすい状態にデータを加工すること。収集された生のデータというのは、それぞれ形式が異なっていたり、ノイズが大量に混ざっていたりと、そのままで使用することは難しい状態なんです。それらの粗いデータを扱いやすい形に加工して、アナリストが使いやすいように整理することで、社内外におけるデータ活用のインフラ基盤を作り上げています。普段の業務は、大きく二つ。一つは、データ基盤の改良と運用。日々大量に、そして様々なデータが連携される当社。このデータフローシステムの調整を行うことで、アナリストがより安定的に、そして確実にデータを利用できる環境を整えます。もちろん運用だけでなく、新しいデータを受け入れる場合には、その時々で最適なインフラ基盤の構築も行っています。

役割は、コンサルタント。
データの専門家として
責任を果たす。

もう一つは、社内向けのコンサルタントの役割。データの専門家として、ユーザーである社内メンバーの相談に応えています。例えば、「スピーディにクライアントの要望に応えたい」「データ分析に機械学習を活用したい」など、営業やデータアナリストから様々な声が届きます。中には難しい依頼もありますが、最終的に成し遂げたいことは何で、どうすればそれが達成できるのかを紐解くことで、解決のヒントが見つかる。データエンジニアとして、プロジェクトを、ビジネスをどう導くべきなのか。高い視座で、データ基盤を扱っている実感がありますね。今後取り組みたいのは、新しいデータパイプラインを設計・構築し、複雑化しているデータの流れを整えること。そして、この仕組みを柔軟に、かつ低コストに実現すること。より良いシステムの在り方を考えると、自分にできること、やりたいことがまだまだあります。システム作りは、独りよがりではいけません。最新の技術を学び続け、最適な技術を選択するためにチームの同僚や営業、データアナリストと議論を重ねる。ユーザー目線のシステムを、同じ想いを持った仲間とともに作れるこの環境に、出会えて本当によかったです。

※本記事は2023年9月時点の情報です。また、登場する社員は仮名表記です。