SDGsをもっと気軽に、
社会をもっとサステナブルに。
Project story 01

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総ダウンロード数90万超。「Green Ponta Action」は、未来のためのアクションに誰もが気軽に参加できるSDGsアプリだ。SDGsの達成を目指すというコンセプトのアプリ開発は、ロイヤリティ マーケティングにとって初めての試み。ゼロイチから生まれた「Green Ponta Action」が、いま新しいムーブメントを生み出している。

佐伯 文彦
2018年入社
プロジェクトリーダー
澁谷 祐介
2020年入社
企画・運営
高木 悠
2022年入社
開発担当

未来のために、
いま自分たちができること。

持続可能な開発目標(SDGs)への対応は、今や企業活動において欠かせない重要な要素の一つ。この「SDGs」が国連で採択されるよりも前から、「無駄のない消費社会構築に貢献する」という理念を掲げ、持続可能な社会の実現に向けて事業を展開してきたのが、ロイヤリティ マーケティングだ。年々、社会の環境意識が高まりを見せる中、1億人という会員基盤を活かし、SDGsの達成に向けた新しいムーブメントを生み出すことはできないか。そんなアイデアのもとに生まれたのが、SDGsの取り組みにユーザーが気軽に参加できるスマートフォンアプリ「Green Ponta Action」だった。

佐伯 SDGsが新しい潮流になりつつあるなか、我々の会員基盤を活かして社会に貢献したい、という強い想いがこの取り組みのはじまりでした。ロイヤリティ マーケティングにはユーザーとのつながり、提携社とのつながりがある。私たちのつながりを活かし、様々なステークホルダーを巻き込んでいくことで、SDGsを推進していく新しいムーブメントが作れるのではないか、と考えました。検討を始めた当時、周りを見渡しても、SDGsに特化して成功しているアプリはごく一部。「Green Ponta Action」という取り組みは、本当にユーザーの皆様に受け入れてもらえるのか。その確証がない中で、私たちの指針となったのは、Pontaのサービスを利用する生活者に向けて行った意識調査でした。

澁谷 アンケートやグループインタビューの結果から見えてきたのは、気候変動などの社会課題に高い関心がある一方で、実際にアクションに移している人は全体の2割程度。関心と行動にギャップがあったのです。SDGsに対して、何か行動を起こしたくても、何をすればいいか分からない、自分にとってどうプラスになるか分からない、といった意見が多く寄せられました。「Green Ponta Action」のニーズは確実にある。興味関心はあっても、いざ行動に移すとなると難しい。そんなユーザーのために、気軽に楽しく使ってもらえるアプリを私たちは目指しました。

伸び悩み、もがいた1年間。
23万MAUという手応え。

「Green Ponta Action」では、ユーザーがSDGsに貢献する行動をすればするほど「イイコト」と呼ばれるスコアが貯まっていく。「食べ物は必要な分だけ買う」「買物にはマイバッグを持参する」などのアクションのほか、歩数もイイコトにつながっていく。毎日楽しみながら使ってもらえるように、インターフェースにもこだわり抜いた。このアプリは必ず多くのユーザーに利用してもらえるものになる。プロジェクトリーダーの佐伯には自信があった。だが、どんなに優れたアプリであってもユーザーを獲得するまでは一定の時間がかかる。リリース当初は苦しい時期が続いた。

佐伯 初期のローンチのタイミングでは機能を絞っていたので、初年度はサービスを拡充していくことに注力していました。ユーザー数はなかなか増えず、毎月の目標値に届かない時期が続いたのですが、私個人としては、そこまで焦っていなかったんです。このアプリは必ずユーザーに届くものになると思っていました。

澁谷 私はハラハラしてましたよ(笑)。どんなアプリでも、市場に認知されて、ユーザーを獲得するまでは一定の時間がかかる。立ち上がりに苦戦するであろうことは、これまでの新規プロジェクトの経験からも分かっていました。様々な広告施策を打ってはみたものの、なかなか思うような結果が出ない。ようやく手応えを感じたのは、プロモーションの方向性を大きく変えて、初めて月の目標値を大幅に超えた23万MAU(*)という結果を出せたときですね。

(*)MAU:特定の月に1回以上利用のあったユーザーの数

佐伯 それまではSDGsをど真ん中で訴求していたのですが、ポイ活というキーワードに振り切って、気軽に参加できる魅力を前面に押し出したのです。「Green Ponta Action」のアプリには、歩くことでイイコトがたまり、結果としてPontaポイントがたまる機能があるのですが、その機能を表立っては訴求してこなかった。「歩いてポイント」を打ち出すことで、環境にも自分にも「イイコト」を気軽に始めたいと思っているユーザーに響いたのだと思います。

高木 私がこのプロジェクトに参画したのが、ちょうど軌道に乗り始めたタイミング。その時点から現在に至るまで、かなりデザイン面も機能面も刷新されています。ユーザーの見やすさ、使いやすさ、楽しさを常に追求し続けているアプリだと思いますね。

取り組み自体を、
サステナブルなものに
するために。

「Green Ponta Action」はその後も順調にユーザー数を伸ばし、90万ダウンロードを突破。現在では1日に13万人以上の利用者を誇る。また、調査の結果、アプリ利用者の7割が、アプリ利用後にSDGsの関心が高まったと回答するなど、確実に未来につながるアクションが生まれている。アプリ内で自発的に「イイコト」に取り組むユーザーが増え、チャリティー企画も盛り上がりを見せるなど、新しいムーブメントの兆しもある。次なる目標は、新たな収益の柱に育てていくこと。「Green Ponta Action」そのものを持続可能な取り組みにするためにも、プロジェクトチームの挑戦は続く。

澁谷 会社の新しい収益の柱を作っていくことが、私たちの部署のミッション。SDGsというテーマで社会に還元していくことは大前提ですが、サステナブルに続けていくためには事業化していかないといけない。今は新しい企業とのパートナーシップを結ぶほか、広告収益を伸ばすための新しい取り組みを始めているところです。

高木 澁谷さんたちが企画するアイデアを、システムに落とし込んでいくのが私の役割。アップデートを重ねるなかで、時として、どうしても短期間で対応しなければならないケースもあります。スピード感のある開発ができるように、チームのメンバーやパートナー企業をうまく巻き込みながら、みんなで協力して「Green Ponta Action」をより良いアプリにしていけたらと思っています。

佐伯 まだまだ手探りの日々は続きますが、アプリ内のチャリティー活動が盛り上がりを見せたり、自発的に「イイコト」に取り組むユーザーが増えたりと、嬉しい変化が増えてきました。「Green Ponta Action」がどこまで寄与しているかは分かりませんが、毎年行っているブランディング調査でも、Pontaは「環境に配慮しているサービス」としての認知を獲得しています。様々な共通ポイントがあるなかで、お客様に一番にPontaを選んでいただくためにも「Green Ponta Action」には、もっとできることがある。ブランディングの観点からも重要な取り組みだと考えています。SDGsは2030年までの目標ですが、こういった取り組み自体は、この先もずっと続くサステナブルなものでありたい。「イイコト」が当たり前のように日常生活に溶け込み、社会全体がより良い方に変わっていく。私たちのアプリが、そのムーブメントのきっかけになれたら本当に嬉しいです。

※本記事は2023年9月時点の情報です。また、登場する社員は仮名表記です。